親亡き後の財産管理手法:生命保険信託

2021年9月号

■生命保険信託とは?

 

保険契約者がお亡くなりになった後、遺されたご親族が障がいをお持ちの方や認知症の方、未成年者である場合は、財産の管理が難しい、又は財産管理ができない状況になります。
このような場合に信託銀行等に死亡保険金の受取・管理と、ご親族等への定時定額などによる金銭の交付を任せることができる仕組みです。

 

■生命保険信託の仕組み

 

 

■「親亡き後問題」とは?

 障害を持っている子供がいる親は、自分たちが先に亡くなり、子供の世話ができなくなってしまった場合に、我が子の「財産管理」や「日常生活の維持」を、誰に支援してもらうのか?という問題。実際には、親が亡くなった後だけではなく、親の高齢化により子供の世話ができない場合も含めた問題といえます。

 

■親亡き後の具体的な3つの問題

1. 将来の金銭面と財産の管理
2. 成年後見人の問題
3. 生活拠点や医療・介護する場の確保

 

■生命保険信託の有用性

1.確実に資金を渡すことが可能

残された子供に通常の生命保険金で財産を残す場合、多額の保険金が子供の手許に残りますので、だまし取られるリスクや浪費リスクが生じます。しかし、生命保険信託は、委託者(親)がらの相続発生により生じる将来の保険金請求権を生前に信託銀行等に信託しておくことで、相続が発生すると保険金は信託銀行等が管理することになり、上記リスクを回避できます。つまり、保険金を会社が管理して、障害のある子供へ支払ってくれるサービスです。生活資金や学費として一括だけでなく、分割することもできます。信託銀行等がなくならない限り、必要な資金を必要な時に子供に確実に渡すことが可能です。

 

2.少ない金額で大きな財産を残すことが可能

生命保険契約に関する保険金請求権を信託するため、少ない掛金で大きな保障(保険金)を得ることが可能です。

 

3.手続きが簡便

成年後見人制度などの場合、利用するための手続きが煩雑ですが、生命保険信託の場合には、元の保険契約に信託の契約を追加するだけで手続きが可能となります。

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