給与所得控除は上限額が引き下げに!!
2018年08月02日
2020年1月から給与所得控除が変わり、高収入の会社員や公務員は増税となる。
給与所得控除は、一定額を必要経費とみなして給与収入から差し引ける制度で、これまでも見直しが繰り返されてきた。
かつては年収に応じて増える定率部分があったが2013年、控除が頭打ちとなる上限が高収入者を対象に設けられた。
当初は上限が245万円、適用対象年収が1500万円超だったが次第に切り下げられ、2017年分は220万円、1000万円超となった。
20年からはさらに上限が195万円、年収が850万円まで下がる。その分、課税所得が増えて税負担が増す。