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アーバンニュース

2014.01月号 相続放棄とは?

相続において「何ももらわないこと」=「相続放棄」では決してありません。「何ももらわないこと」=「遺産分割協議において何ももらわないことに納得し署名捺印(実印)すること」です。そこで、今回は勘違いされやすい「相続放棄」についてまとめてみたいと思います。

そもそも相続とは?

1) 人が死んだら自動的に必ず発生する。

  → 金額の多寡とは無関係。

2) 相手の死を知ったときから始まる。

  → 「法律を知らなかった」というのは全く配慮なし。

    ただし、「事実を知らなかった」ということには配慮あり。

3) 全てのものを引き継ぐ。

  → 自分の意思とは無関係に、プラスの財産だけでなくマイナスの借金やマイナスになる可能性のある

    もの(借金の保証人の地位など)まで引き継ぐ。

相続放棄の方法

「相続権があることを知った」ときから3ヶ月以内に家庭裁判所に申述する。

  ● 家庭裁判所に書類を出す必要がある

  ● 「法律」を知らなかったは通用しないが、「事実」を知らなかったは通用する可能性がある。

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注意点(後順位者の相続)

例)

被相続人が死亡して相続が開始し、第1順位である配偶者(妻)・子供が全員相続放棄をした場合、相続権は第2順位である父母に移ります。つまり、借金しかなかった場合、妻と子供が借金を背負わないために相続放棄をしても、その借金を父母が負わされることもあるということです。さらに父母が相続放棄した場合は、さらに第3順位である兄弟姉妹に相続権が移り、兄弟姉妹が借金を背負うこともあります。

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この場合には、第1順位(配偶者・子供)、第2順位(父母)、第3順位(兄弟姉妹)までの全ての相続人において、順番に相続放棄の手続きを行う必要があります。なお、同時に相続放棄の手続きはできませんので注意してください。なぜならば、第2順位の相続人は第1順位の相続人が放棄しなければ相続権はないからです。
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